普段から私が利用する、JR東海も含まれるネット予約&チケットレス乗車サービスである「スマートEX」の価格体系の見直しの連絡が先日突然メールで届きました。
今回は「スマートEX」の料金体系が変わって、損するの?得するの?という観点で、何が変わるのか詳しく見ていきたいと思います。
結論から言うと単純値上げなので、料金だけでみると損だけど、一部の方には影響なさそうです。
「スマートEX」の料金が値上げされる
- 普通車指定席・グリーン車の所定の運賃・料金からの割引を縮小
- 実はもともとの「スマートEX」での予約料金が割引されていたのだが、その割引幅が縮小される
- 新たにシーズン別料金の設定
- 閑散期には200円引き、繁忙期には200円増し、最繁忙期には400円増し?!になる
というわけで、実際に通常期の金額感としてはこんな感じに変わります。
- 東 京 ⇔ 広島 19,240円 → 19,560円 320円UP!
- 新大阪 ⇔ 博多 15,400円 → 15,820円 420円UP!
- 新大阪 ⇔ 鹿児島中央 22,430円 → 22,850円 420円UP!
通常期で400円程度値上げされるってことは、閑散期の200円引きがあっても結果的に値上げになるようです。
なに〜〜〜〜!
っと普段から名古屋⇔東京間の新幹線をよく使う私にとって、およそ400円程度とはいえ、チリツモの値上げは痛い!と思ったのですが、よくよく見てみると・・・
「東海道新幹線完結区間(東京〜新大阪)および九州新幹線完結区間(博多〜鹿児島中央)は発売価格の見直しはございません」とのこと。 じゃあいっか。
余談ですが、もともと「スマートEX」料金は割引されている理由として、
JRを使って最寄りの駅(例:JR上野駅)から途中で、新幹線に乗車(例:東京駅)してJRの駅に到着(例:JR名古屋駅)するケースを例に考えてみると・・・
「スマートEX」でチケット購入した場合、JR上野駅からJR東京駅までの乗車券とJR東京駅からJR名古屋駅までの乗車券+特急券の購入となるため、乗車券に2回分の初乗り料金がかかるため、それをある程度相殺するために「スマートEX」の割引があるとのこと。
だいたいのケースでは、「スマートEX」で購入した方が結果的に安くなるそうですが、乗車する駅によっては逆に高くなることもあるようです。
実際に私がその高くなるケースだったので、以前JR東海のコールセンターに問い合わせてみたら、そういうことだと。。
「その場合は、みどりの窓口で上野から名古屋までの乗車券を購入していただければスマートEXより安く購入できますよ」と案内されたけど・・・
もう「スマートEX」の利便性から抜けられないし年会費払ってるのにそりゃないっしょ。。
その理由で割り引かれているのなら、割引幅を縮小するのは違くない?!ってか私の場合はさらに高くなるんでしょ?!と思いつつも、色々な大人の事情があるだろうから、今日のところはそのくらいで寛大にスルーしようと思います。
いつから変わる?
今のところの発表では2023年秋頃が目途とのこと。
せめてもの夏休みは避けてくれてええやんw
とは思うが、実際のところシステムとか周知とかが追いつかんとかそういった理由なのかは不明。。
少なくとも年末の帰省やら旅行やらには影響しそうですね。
やれSDGsやら、やれサステナブルやらで、「公共交通期間を使いましょう!」と推奨されてる中の値上げですが、果たしてどこまで影響があることやら
この「スマートEX」の見直しは料金以外にも見直しのポイントがあるようなので、それはまた次の機会に深掘りしたいと思います。 では